田舎の酒屋(中福店)発。 平成29年2月22日(水)

   こんにちは ”y” です。

  早くも桜の開花予想などが報道されていますが、
 『天覧山』 普通酒 (1.8L ¥1700) のラベルが
 変わりました。

  桜 と 天覧山 に何の関係があるのかって?
 天覧山(山)は桜の名所で、山腹の広場は花見会場となって
 屋台の出店も並び、 『天覧山』 で (?) 酒盛りをする
 花見客でにぎわいます。
 
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   天覧山(山)は 飯能市の郊外に位置し、桜の名所であると
 ともに、気軽に登れる好展望の低山としても親しまれています。
  その山の名を酒名とする 『天覧山』 は、埼玉でも指折りの
 美酒として知られています。

  そもそも 天覧山とは、明治天皇が陸軍演習を ご覧になった山
 という事で命名されたもので、その前は、5代将軍・徳川綱吉の
 生母・桂昌院が16羅漢を奉納して以降、羅漢山と呼ばれていた
 山。 その前は 愛宕山 だったそうで ・・・
 
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   左 : 旧 ラベル      右 : 新 ラベル

   で、ラベル変更は ご覧の通り。 
  3枚貼り (胴・肩・証紙) だったものが、1枚貼り (胴貼りのみ) に
  なりました。 コスト・カットと同時に、昭和の日本酒のイメージを
  少し洗い流したといったトコロでしょうか ・・ 昔のラベルって、
  ”芳醇無比” とか ”芳香布四海” だとか書いてあって ・・・
   銘柄の左右に枝を伸ばした 松 も、枝打ちされて スッキリ。

 RIMG1942 (328x246)

   中身に変わりはなく、65%にまで高精白した米で、
  手造りに近い仕込みをする、ぜいたくな地酒。
   さらりとした口当たりに、適度な調熟感を忍ばせた、
  丸くきれいな旨みが流れる。
    廉価の普通酒ゆえ、純米酒の様な複雑さ、味わいの
  濃度はないが、逆に、クセがなくて軽妙。 やわらかくて
  円熟した味わいが 心地良い酔いへ導く。
   冷酒で さらりと軽やか。 常温で おだやかに。 燗も、
  ぬる燗~熱燗まで、ラフに楽しめます。
 
   桜の話しをしておいて ナン ですが、 桜の前に、観梅で
  じっくりと飲みたいものです。 腰を落ち着けて。 
   あっ、それなら、観梅だけに 『寒梅』 か !? ・・ 

   では。

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