こんにちは ”y” です。
早くも桜の開花予想などが報道されていますが、
『天覧山』 普通酒 (1.8L ¥1700) のラベルが
変わりました。
桜 と 天覧山 に何の関係があるのかって?
天覧山(山)は桜の名所で、山腹の広場は花見会場となって
屋台の出店も並び、 『天覧山』 で (?) 酒盛りをする
花見客でにぎわいます。
天覧山(山)は 飯能市の郊外に位置し、桜の名所であると
ともに、気軽に登れる好展望の低山としても親しまれています。
その山の名を酒名とする 『天覧山』 は、埼玉でも指折りの
美酒として知られています。
そもそも 天覧山とは、明治天皇が陸軍演習を ご覧になった山
という事で命名されたもので、その前は、5代将軍・徳川綱吉の
生母・桂昌院が16羅漢を奉納して以降、羅漢山と呼ばれていた
山。 その前は 愛宕山 だったそうで ・・・
左 : 旧 ラベル 右 : 新 ラベル
で、ラベル変更は ご覧の通り。
3枚貼り (胴・肩・証紙) だったものが、1枚貼り (胴貼りのみ) に
なりました。 コスト・カットと同時に、昭和の日本酒のイメージを
少し洗い流したといったトコロでしょうか ・・ 昔のラベルって、
”芳醇無比” とか ”芳香布四海” だとか書いてあって ・・・
銘柄の左右に枝を伸ばした 松 も、枝打ちされて スッキリ。
中身に変わりはなく、65%にまで高精白した米で、
手造りに近い仕込みをする、ぜいたくな地酒。
さらりとした口当たりに、適度な調熟感を忍ばせた、
丸くきれいな旨みが流れる。
廉価の普通酒ゆえ、純米酒の様な複雑さ、味わいの
濃度はないが、逆に、クセがなくて軽妙。 やわらかくて
円熟した味わいが 心地良い酔いへ導く。
冷酒で さらりと軽やか。 常温で おだやかに。 燗も、
ぬる燗~熱燗まで、ラフに楽しめます。
桜の話しをしておいて ナン ですが、 桜の前に、観梅で
じっくりと飲みたいものです。 腰を落ち着けて。
あっ、それなら、観梅だけに 『寒梅』 か !? ・・
では。
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