2017年サケディプロマ試験を受けました

どうも、マツザキのホームページ、オンラインショップ担当の今野です。

今年から日本ソムリエ協会(J.S.A.)主宰の〝日本酒・焼酎に特化“した認定制度として「J.S.A. SAKE DIPLOMA」という資格が誕生しました。つまりは日本酒と焼酎のソムリエ資格といった感じです。一次試験は筆記、二次試験はテイスティングと論文。という事で、マツザキ合格者第一号となるため受けてきました!東京オリンピックも数年後に控えているなか、世界に向けた日本酒アプローチの勉強です。

一次試験は筆記で無事に通過し、二次試験は9月25日に東京はホテル雅叙園で開催されました(関東受験者)。

受験前に目黒の会場近くにある大園寺にて合格祈願をしてみました。

会場前の雅叙園、関東の受験者はほとんどこちらなので近くに行けば続々と人が集まっていました。

中には素敵な庭園もあり、なんと結婚式の写真撮影を行っている方もいました。緊張していましたが、眺めていたらリラックス出来ました。

それぞれの受験番号による場所を確認し、いざ合格に向けて出陣!

(試験室内では撮影はもちろん携帯電話も電源を切らなくてはいけないため写真がございません)

テイスティングは日本酒4種類に焼酎2種類、香りや色調、甘味に酸味、特定名称酒、何焼酎かをマークシートに記入していきます。時間はわずか30分!集中力、記憶、経験と脳みそフル回転でした。

しかも開始した直後に気が付いたのですが、5番目のグラスに中身が注がれておらず(スパークリングかと思い後から注がれるものかと勘違いしていました……隣の席のグラスにはちゃんと注がれていました)一瞬パニックになりながらもなんとかシートを全て埋めていきました。しかも酒によってマークシートに回答する数が違う!初見にはかなり難しく感じました。いつも飲んでいるはずなのにあれかこれかと迷ってしまう試験ならではの落とし穴です。

論述問題は「山廃と生もとについての現状とこれからについてあなたの意見を答えなさい」、漠然とした問題ですが山廃は日本酒全体の9%、生もとにいたっては1%と比率が低いのに対し、料理との相性は幅広いことから将来に向けた意見というのは考えさせられるものがありました。現にサケディプロマ教本の料理との相性では洋食や中華料理の多くにも山廃系のお酒と相性が良いと紹介されていました。

 

そして、なんだかんだで無事試験も終わり、昨日10月13日に合否の発表がありました。結果は…………。

 

 

 

無事に合格致しました!マツザキ第一号のサケディプロマ合格者としてこれからもさらにお客様により良いご提案が出来るように努めさせて頂きます。また、来年からもマツザキからは続々合格者が増える予定です!

 

さてそんな中本日ご紹介したいお酒はこちら!

手取川のYasuSpecialEditionからVer2016です。
今回のテーマは「種まき」、地酒の新たなスタイルの創造に向けての種まきという意味合いが込められています。蔵の周りの五百万石、白山からの百年水、石川が得意とする山廃仕込み、蔵でおなじみの金沢酵母と協会9号酵母のブレンド、そしてアルコール度数14%の原酒と手取川ならではのモダンとクラシックの酒造りです。

開けたてには若干の発泡感があり、一口目からまるで果実のようにジューシーな甘みに山廃仕込みの柔らかな酸味、フレッシュ感と果実味が合わさったかのような味わい。無濾過原酒の骨格ある酒質に純米大吟醸の透明感。まさに「受け継がれてきた伝統の技」と「新しい感性」の共演がこの日本酒には込められています。

価格は1.8Lで3,400円、720mlで1,700円となっております。
また、手取川の純米大吟醸Sparklingも入荷しております!(720mlで1,800円となります)

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