醸し人九平次 カマルグに生まれて、 720ml
原材料:マノビ
精米歩合:50%
アルコール度数:16%
酒類:清酒 (酒質的には純米大吟醸ですが、フランス産酒米のためラベルには清酒表記となります)
ワインの名産地でもある南仏プロヴァンス地方のカマルグという地で栽培された米品種「マノビ」を萬乗醸造がある名古屋市で醸造した他には無い一本。カマルグに生まれて、とは黒田庄に生まれて、と同じく米の生産地の名となります。(マノビはフランスの固有品種となります)
カマルグは南仏アルル近郊、ローヌ川が地中海にそそぐ三角州にあり、オオフラミンゴなど野生の動植物が多く生息する自然公園周辺に、フランス唯一の稲作地帯に位置しています。日本酒の可能性を求め、2013年より日本酒の進化のヒントをワインに求め蔵元スタッフがブルゴーニュに移住。そして2016年モレ・サン・ドニにてワイン醸造を開始しました。またそれと時を同じくして、2014年よりカマルグにて地元農家さん・農業試験所さんのご協力の元、米栽培も行っておりました。
白ワインの様に淡いイエロー、吟醸香には柑橘系のニュアンスが混じります。口に含むとダレる事の無いミネラル感、旨味、甘味が綺麗な酸味と共に広がります。複雑味があるのに、バランスの良さがあります。後味のキレも良く、パテや生ハムなどの肉料理とも相性良しです。